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----体験談掲載しました。----
PDFをダウンロードして参考にしてください。

ワイヤー交換 体験談  提供 JA2MOG 様 PDF

下記にも記事を掲載してあります。
注意して作業をお願いします。
交換作業中、不明な点がございましたら遠慮なくご連絡ください。



強度UPワイヤー
交換部品

CRANK・鉄人シリーズ用の強度UPワイヤーです。

従来の6mmワイヤーの破断荷重は、1.8ton
BIGシリーズから使用の、屈曲柔軟性の高いスチールワイヤー(メッキ付き)は、3.2ton

3.2 ÷ 1.8= 1.77倍 になります。

従来のウインチワイヤーを8mmワイヤーに変更することによって

       強度・安全率共、1.77倍 アップします。


アンテナ重量がおおいかな? と心配の方は是非交換することをお勧めします。
大きな効果が得られます。



==注意==
従来の6mmワイヤーと同仕様の8mmワイヤーを使用すると、素線切れの症状をすぐおこしますので、絶対に使用しないでください。
ワイヤー径が変わりますので、専用滑車への変更が必要です。

価格は、CRANK・鉄人シリーズ ユーザー専用ページの価格表をご覧下さい。

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保守点検

定期的な点検の実施と、早めの消耗部品交換をお勧めします。


消耗部品の定期点検と交換時期は下記を参考にして下さい。

点検項目 点検内容 交換の目安
ウインチ
ワイヤー
ワイヤーにひげのようなものがでていないか(素線の断線)
サビがでていないか(腐食)
痩せていないか(ワイヤーの太さ)
キンクがないか。

素線の断線、キンク、腐食のあるものは、交換が必要です。
ワイヤー直径の減少が7%を越えるものは、交換が必要です。
年2回程度、グリスを塗布
滑車 異音がでていないか(昇降時)
回転するとき滑車が蛇行していないか
ワイヤーとの接触面が減っていないか
滑車が著しく磨耗した場合は、交換が必要です。
異音、蛇行が見られるときは、交換が必要です。
年2回程度、ワイヤーの接触面にグリスを塗布
ウォームギヤ 上昇降下時の電流値測定
オイルの量
オイルの汚れ
オイル漏れ
オイル量が正常値で、汚れもなく、オイル漏れ等も見受けられず、アンテナ搭載重量も変らないのに昇降時の電流値が高い場合は、交換が必要です。
オイル漏れがある場合は、交換が必要です。
随時オイルの補充
汚れがひどい場合は交換
ガイドローラー 昇降時にスムーズに回転しているか。
回転しない場合は、交換が必要です。
ボルト類 緩みがないか。 緩みがあれば、増し締め。



強度UPワイヤー・滑車の交換作業 記事1
  提供 JH3JMT様
強度アップワイヤー・滑車交換について、記事をいただきました。
是非参考にしてください。


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強度UPワイヤー・滑車の交換作業 記事2
  
強度アップワイヤー・滑車交換について、記事をいただきました。
是非参考にしてください。



以前の6mmワイヤーの時には、理論上は十分な強度があり安全だと頭では
理解していても、見た目の印象や、巻き上げでテンションがかかったときのワイ
ヤーがきしむ「キリキリ音」をきくと、「本当に大丈夫??」という心配がありまし
た。

 8mmワイヤーに変更して、見るからに逞しく丈夫そうですし、今まで6mm
でも大丈夫だったんだから、これなら絶対という相対的な安心感も加わり、
信頼度は格段に高まりました。





交換時の問題点・注意点


○ ワイヤーが太くなり、ウインチのドラムのワイヤー固定用の穴を通らなかった。
    ドリルで穴を拡張して解決。

○ 巻き取りドラムへのワイヤー端の固定は、6mmワイヤーでは固定用ボルト
   に半周巻き付けて(U字の形)固定していましたが、8mmではそこまで曲げら
   れず直線状に固定するのがやっとでした。
   末端にワイヤークリップでも付けようかと思ってます。


← ワイヤーエンド


○ 動滑車(ストラットプレートに平行に付ける滑車)のカバープレート(凸型のパーツ)
   が滑車が大きくなったので取り付けできなかった。
   なくても大丈夫そうなので外したままにし、専用のオプションパーツ(滑車カバー)を
   後日取付 

   
   滑車プレート取付前の写真です。

   滑車カバー取付後の写真
   
○ ウインチのワイヤー巻き取りドラムは、6mmワイヤーでは一番巻き上げた
 ときに一巻き目(内周)全幅で、二巻き目はドラムの半分まででしたが、8mm
 ワイヤーではちょうど二巻き目もドラムいっぱいに巻かれるので、一巻き目の
 巻きはじめのところをドラムの端にきっちり合わせて隙間の無いようにしないと、
 二巻き目が一巻き目の隙間に食い込み、ワイヤー同士が擦れて損傷を受ける
 恐れがありそうです。
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滑車・ワイヤー交換の手順

用意するもの
@ バタ角 10cm角 × 20-30cm  3本程度
A ラチェツト・メガネ他 工具一式

ワイヤー・滑車の交換手順です。

ウインチワイヤーが緩めば、滑車は交換ができます。
ウインチワイヤーも滑車も交換の手順は同じです。



===交換手順===
CRANK-22 (4段ユニット)の写真でご説明します。
  注) 一番中のローテーターのついているユニットが1段目
    ウインチ台がついているのが4段目です。


3段目のユニットの柱の下にバタ角を入れます。
4段目のストラットプレートの上にバタ角をのせます。
バタ角がずれないこと、ブレースストラットにあたらないことを
確認しながらウインチを巻き下げるとウインチワイヤーが緩みます。


===ウインチワイヤー===

ウインチワイヤーをドラムからはずします。

新しいワイヤーは、まっすぐにのばし「より」をとっておきます。

ウインチワイヤーのエンドボルトをはずします。

既存のシンプル部分と新しいワイヤーのシンプル加工をしていない方を
繋ぎます。

ウインチ側にワイヤーを引っぱれば新しいワイヤーを通せます。
このとき、繋ぎ部分が滑車部に引っかかったり、滑車から脱落しないように注意してください。

また、古いワイヤーを外してしまってからワイヤーを通す場合は、
ワイヤーを通す位置を間違えないようにしてください。
違うユニットのブレースやストラットに引っ掛けてしまわないように注意してください。


←ウインチワイヤー

注意) 片側のみシンプル加工されているものがウインチワイヤーです。


ワイヤーのシンプル部分をボルトで固定して、ウインチ側にワイヤーをピンと引っぱり、ワイヤーを通す位置に問題がないかを確認します。

ワイヤーを通す位置に問題が無ければ
ウインチドラムにワイヤーを固定して巻き上げます。
巻き上げる時は、滑車部分等よく点検してください。

テンションがかかりはじめたら、バタ角に注意して巻上げます。

これでウインチワイヤーの交換は終わりです。

===中間ワイヤー===


写真は、#2ユニットと#3ユニットの間にバタ角を挟んだ状態です。

バタ角をしっかり挟み、ウインチワイヤーを巻き下げると中間ワイヤーが緩みます。
ウインチワイヤーの交換手順と同じようにワイヤー及び滑車を交換します。


 注意)  両端シンプル加工されているのが中間ワイヤーです。


バタ角は、最低2箇所に挟んで下さい。
不安定な挟みかたになっている場合は、安定する場所を選び固定してください。


不明な点・ご質問がございましたらご連絡下さい。


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