滑車・ワイヤー交換の手順 |
用意するもの
@ バタ角 10cm角 × 20-30cm 3本程度
A ラチェツト・メガネ他 工具一式
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ワイヤー・滑車の交換手順です。
ウインチワイヤーが緩めば、滑車は交換ができます。
ウインチワイヤーも滑車も交換の手順は同じです。
===交換手順===
CRANK-22 (4段ユニット)の写真でご説明します。
注) 一番中のローテーターのついているユニットが1段目
ウインチ台がついているのが4段目です。
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3段目のユニットの柱の下にバタ角を入れます。
4段目のストラットプレートの上にバタ角をのせます。
バタ角がずれないこと、ブレースストラットにあたらないことを
確認しながらウインチを巻き下げるとウインチワイヤーが緩みます。
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===ウインチワイヤー===
ウインチワイヤーをドラムからはずします。
新しいワイヤーは、まっすぐにのばし「より」をとっておきます。
ウインチワイヤーのエンドボルトをはずします。
既存のシンプル部分と新しいワイヤーのシンプル加工をしていない方を
繋ぎます。
ウインチ側にワイヤーを引っぱれば新しいワイヤーを通せます。
このとき、繋ぎ部分が滑車部に引っかかったり、滑車から脱落しないように注意してください。
また、古いワイヤーを外してしまってからワイヤーを通す場合は、
ワイヤーを通す位置を間違えないようにしてください。
違うユニットのブレースやストラットに引っ掛けてしまわないように注意してください。
←ウインチワイヤー
注意) 片側のみシンプル加工されているものがウインチワイヤーです。
ワイヤーのシンプル部分をボルトで固定して、ウインチ側にワイヤーをピンと引っぱり、ワイヤーを通す位置に問題がないかを確認します。
ワイヤーを通す位置に問題が無ければ
ウインチドラムにワイヤーを固定して巻き上げます。
巻き上げる時は、滑車部分等よく点検してください。
テンションがかかりはじめたら、バタ角に注意して巻上げます。
これでウインチワイヤーの交換は終わりです。
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===中間ワイヤー===
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写真は、#2ユニットと#3ユニットの間にバタ角を挟んだ状態です。
バタ角をしっかり挟み、ウインチワイヤーを巻き下げると中間ワイヤーが緩みます。
ウインチワイヤーの交換手順と同じようにワイヤー及び滑車を交換します。
注意) 両端シンプル加工されているのが中間ワイヤーです。
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バタ角は、最低2箇所に挟んで下さい。
不安定な挟みかたになっている場合は、安定する場所を選び固定してください。
不明な点・ご質問がございましたらご連絡下さい。
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