従来品と新型滑車 |
仕様 |
従来品 アルミ製 |
新型 ステンレス製 |
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滑車交換の目安 |
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写真のように、シーブの溝が削れてきたら早めに交換する必要があります。 タワー点検時には、必ず滑車の減り具合とベアリングの状態も確認してください。 |
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昇降している時、 滑車が蛇行する。 音が出る。 回転していない。
これらの症状は、滑車ベアリングから出ていることがあります。 滑車ベアリングは、内部密閉式を使用していますが、年数とともに 水分が進入することがあります。 滑車ベアリング内部が水分の進入によって腐食したり、損傷したり すると回転がスムースでなくなり、音を出したり、蛇行したりします。 これらの場合は、すぐ交換してください。
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滑車ベアリングの点検 |
滑車をはずします。 滑車のベアリングの芯を親指と人差し指で挟み、シーブ部分を回転させます。
回転させたとき、 回転しなかったり、重かったり、ゴリゴリという感触が指で感じられるときは交換です。
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新型滑車(ステンレス) |
滑車には、表と裏面がありますので取り付けの時 ご注意ください。
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滑車を取り付けする場所によって、取り付け方法(滑車の表面・裏面の向きやつけ方)が異なりますので、ご注意ください。 |
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滑車 表面
圧入したベアリング全体が見えます。 (シーブ部分の幅は狭い)
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滑車 裏面
シーブ部分の幅を確認してください。
シーブ部分の幅が広い方(ベアリング全体が見えない)が裏です。
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新型滑車をご使用になる場合は、柔軟屈曲性の高いスチールワイヤーを お使いになることをお勧めいたします。
<柔軟屈曲性の高いスチールワイヤー> BIGシリーズから使用しています。 CRANK・鉄人シリーズのメンテナンスワイヤーも このワイヤーでご用意しています。
ステンレスワイヤーの場合は、滑車のワイヤー接触面や ウインチワイヤーに十分なグリスを必ず塗布してください。
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メンテナンス |
滑車がステンレスで、ステンレスワイヤーをお使いになっている方は、特に滑車のワイヤー溝にグリスを定期的に塗布してください。 グリスを塗布するかしないかで、ワイヤーの傷み具合が大幅に変わります。
スチール・ステンレスワイヤーに関係なく、年に1回以上ワイヤーにグリスを塗布してください。
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