こんな試験をしています。
設計性能評価試験
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☆ストラットプレートの変形量測定 |
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各ユニツトの滑車(プーリー)の付く ストラットプレートに荷重をかけて変形量の測定をします。
ロードセルを使用して、滑車にかかる荷重(設計値の1.5倍)をストラットプレートにかけます。
ストラットプレートには、ダイヤルゲージ(微小変形1/1000mmをはかる測定器)を接触させて変形量を実測します。
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☆モーターとウォームギヤの出力トルク特性試験 |
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ウインチワイヤーを巻き上げる力を測定する試験です。
負荷荷重を与えるディスクブレーキ力を制御して、回転トルク計のトルク値を読み取ります。
これによってモーターとウォームギヤの組み合わせた出力トルク特性がわかります。
ウインチワイヤーを巻き取るための最適設計トルク値特性になっているか確認します。
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☆過負荷試験 |
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設計搭載荷重の動作確認試験です。
標準搭載重量150kgの1.1倍のおもりを、タワートップに乗せてスムースに動くことの確認試験です。
鉄のおもりをタワーの上まで運び上げ、手でひとつひとつ積み上げて固定します。
おもりの上げ下ろしは、すべて人力で行います。
体力がものをいいます・・・・・。
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☆ガイドローラーのすべり試験 |
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ガイドローラーが柱にそってスムースに回転するか試験します。
タワーにわずかなねじれ(1mmとか2mm程度)があっても、ガイドローラーは柱にせりあがってきます。
柱全域にわたって安定して回転することを確認します。
各タワーユニットは、非常に高精度に作られていることが要求されます。
溶接の熱でも変形してはならないのです。
製作に高度な技術と多くの時間を要します。
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☆アンテナマストの設計強度の確認試験 |
アンテナマストにロードセルを付けて荷重をかけます。
だんだんと荷重を増加させ、変形するまでデーターをとります。
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設計値と実際の強度に相違がないかを確認する試験です。
タワーに強度があるからこそ、アンテナマストの設計は重要です。
風でアンテナマストが曲がると荷重が増加してタワーに大きな悪影響を与えます。
アンテナマストは絶対に曲がってはなりません。
搭載予定アンテナに基づいたアンテナマストの強度計算を必ず実施しなければなりません。
搭載するアンテナの仕様をご連絡いただければ、安全なアンテナマストの強度計算を無料でいたします。
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